子猫の体重の月齢別目安と増え方|早見表と計り方のコツ
2026年7月更新
子猫の体重は「順調に増え続けているか」が何よりの健康のバロメーターです。成長期の子猫は1日10〜15g前後のペースで増えていくのが目安で、体重の伸びが止まることは不調の最初のサインになります。この記事では、月齢別の体重の目安と、正しい計り方・成長記録の続け方をご紹介します。
月齢別の体重の目安表
まずは月齢ごとの体重の目安を確認しましょう。保護猫などで月齢がわからない場合は、体重から月齢を推定する手がかりにもなります。
| 月齢 | 体重の目安 | この時期の特徴 |
|---|---|---|
| 出生時 | 90〜120g | 目は閉じたまま。母乳やミルクで育つ |
| 生後1週間 | 150〜200g | 出生時の約2倍に向けて急成長 |
| 生後2週間 | 200〜300g | 目が開き始める |
| 生後1か月 | 400〜500g | 歩き始め、離乳食スタート |
| 生後2か月 | 900g〜1.1kg | 離乳完了。お迎えが多い時期 |
| 生後3か月 | 1.0〜1.5kg | ワクチン接種の時期 |
| 生後6か月 | 2.5〜3.0kg | 避妊・去勢手術を検討する時期 |
| 生後12か月 | 3.0〜5.0kg | ほぼ成猫。この頃の体重が適正体重の目安に |
上の数値はあくまで目安で、品種や性別、体格による個体差が大きいものです。たとえばメインクーンなどの大型種はこの範囲を大きく超えて成長します。数値そのものよりも、「増えるペースが続いているか」を見ることが大切です。
子猫の体重の計り方
生後2〜3か月まではキッチンスケールで
小さいうちは、1g単位で計れるキッチンスケールが便利です。計り方はかんたんです。
- スケールに容器やタオルを載せます。
- 0点リセット(風袋引き)ボタンを押して、表示を0にします。
- 子猫をそっと乗せて、表示された数値を読みます。
哺乳期の子猫は変化が急なので、毎日同じ時間帯(授乳前など)に計るのが理想です。1日で体重が増えていない日が2日続いたら、早めに動物病院へ相談しましょう。
大きくなったら「抱っこして引き算」でもOK
キッチンスケールに乗らなくなったら、飼い主さんが子猫を抱っこして体重計に乗り、あとで自分の体重を引く方法が手軽です。より正確に計りたい場合は、キャリーに入れて計り、キャリーの重さを引く方法もあります。
成長記録はグラフで見るとよくわかる
子猫の成長は数値の羅列で見るより、グラフにすると「順調に右肩上がりか」がひと目でわかります。伸びが緩やかになった・止まったといった変化は、グラフだからこそ気づけるサインです。また、1歳頃の体重はその子の適正体重の目安になるといわれており、成長期の記録はその後の肥満予防にも役立ちます。
成長記録には、無料のペット健康管理アプリ「ペットノートPlus」が便利です。
- 体重をグラフで自動表示。数秒で記録するだけで成長曲線がひと目でわかります。
- ワクチンや通院もまとめて記録。接種日や次回の予定をリマインダーつきのカレンダー予定として登録でき、うっかり忘れを防げます。
- 家族と共有できる。最大15人で共有でき、ごはんの量や体重の記録が1か所に集まります。
体重が増えないときのチェックリスト
体重の伸びが止まった・減っていると気づいたら、あわせて次のポイントを確認してみてください。受診の際に獣医師へ伝えられると、診察の助けになります。
- 食事量:ミルクやフードを飲み残し・食べ残していないか。月齢に合ったフードか
- 排泄:下痢や便秘をしていないか。おしっこの回数は普段どおりか
- 活動量:遊ぶ時間が減っていないか、寝てばかりいないか
- 体温の低下:特に哺乳期の子猫は、体が冷たくなっていないか(低体温は緊急のサイン)
- 寄生虫:お腹だけ膨らんでいる、便に虫が見えるなどのサインがないか
子猫は体力の余裕が少なく、体調の悪化が半日〜1日で急速に進むことがあります。哺乳期で体重が2日続けて増えない場合や、食欲低下・下痢・ぐったりを伴う場合は、様子見をせず早めに動物病院へ相談してください。
よくある質問
子猫の体重はどのくらいのペースで増える?
健康な子猫は、生後数か月の間は1日あたり10〜15g前後、1週間で50〜100gほど増えるのが目安です。「毎日少しずつ増え続けている」ことが健康のサインで、2〜3日横ばい・減少が続く場合は受診を検討してください。
子猫の体重はどうやって計ればいい?
生後2〜3か月頃までは、1g単位で計れるキッチンスケールに容器やタオルを載せ、0点リセット(風袋引き)してから子猫を乗せて計ります。大きくなったら、飼い主さんが抱っこして体重計に乗り、自分の体重を引く方法でも計れます。
成猫の適正体重はどのくらい?
一般的な猫で3〜5kg程度が目安ですが、品種や体格による差が大きいものです。1歳頃の体重がその子の適正体重の目安になるといわれるため、成長期の記録を残しておくと、その後の肥満予防にも役立ちます。
この記事は一般的な情報提供を目的としています。ペットの健康について気になることがあれば、必ず獣医師にご相談ください。